
- トマトの脇芽が見つからない理由
- 葉の付け根が分からなくなる原因
- 脇芽を見つけるための見方
トマトの脇芽が見つからない理由は、
脇芽ではなく葉っぱにあります。
葉を1枚として見られると、
葉の付け根が見えてきます。
その結果、
脇芽も見つけやすくなります。
トマトの脇芽は、
主茎と葉の付け根から出る小さな芽です。
ただし初心者が迷うのは、
その前の段階です。
どこまでが1枚の葉なのか。
ここが分かりにくいんです。
「脇芽は葉の付け根から出ます」
トマトの記事や動画では、
よく見かける説明です。
でも...
葉っぱってどれ?
トマトの葉は大きくて複雑です。
枝が何本も伸びているように見えます。
だから初心者が迷うのは、
脇芽そのものではありません。
実はその前の、
「葉っぱの認識」です。
もし今、
脇芽がどれか分からなくても大丈夫。
実は私も、
最初は同じところで止まりました。
最初はみんな、
そこから始まります。
脇芽が分からない理由は葉っぱだった
トマトの葉は枝みたいに見える
植え付けてしばらく経ったトマトを前に、
立ち尽くす人をよく見かけます。
「脇芽を取ると書いてあるんだけど…」
葉がたくさん付いていて、
脇芽がどれか分からないんです。

そう感じるのも無理はありません。
トマトの葉は、
枝から小さな葉が出ているように見えます。
脇芽って茎と葉の間っていうけど、
それってどこ?
そもそも脇芽を探す前に、
葉を見失っていたんです。
実はこれ全部で1枚の葉
ここが今回の記事で、
いちばん大事なポイントです。
まずは脇芽を探す前に、
トマトの葉を見てみましょう。
トマトの葉は、
「複葉(ふくよう)」と呼ばれます。
1枚の葉の中に、
小さな葉がいくつも付いている形です。
専門用語を覚える必要はありません。
大事なのは、
枝に見える部分も葉だということです。
枝のように見えていた部分が、
まとめて1枚の葉だった

実はこれ全部で1枚の葉です。
私も最初は、
小さい葉っぱが集まっていると思っていました。
でも実際は、
写真で囲った部分まで全部で1枚です。
この葉を1枚として見ると、
主茎との境目が見えてきます。
すると次に、
葉の付け根も見えてきます。
葉の付け根が分かると脇芽も見つかる
脇芽は、
葉と茎が合流する場所から出ます。
つまり葉の位置が分かれば、
脇芽の位置も分かります。
脇芽を探す前に、
葉を見つける。
この順番の方が分かりやすいです。
講座でも、
「脇芽が分からない」
という相談を受けることがあります。
でも話を聞いていくと、
そもそも葉っぱがどれかで
止まっていることがよくあります。
だからまずは、
葉を観察してみてください。
脇芽探しはその後です。
脇芽はどこから出てくる?
葉の付け根から伸びる
葉の位置が分かったら、
次は付け根を見ます。
主茎と葉が交わる場所です。
その隙間から、
新しい芽が伸びてきます。
それが脇芽です。
- 株の中心から上へ伸びる主茎を見る
- 主茎から横に伸びる葉を探す
- 葉を1枚としてたどる
- 主茎と葉の付け根を見る
- そこから伸びる芽を探す
最初は小さいですが、
放っておくとどんどん伸びます。
葉と同じような形をしているので、
慣れないうちは見分けにくいです。
でも場所が分かれば、
かなり探しやすくなります。
トマトの脇芽と葉っぱの違い
ここで一度、
違いを整理しておきます。
葉っぱは、
主茎から横へ広がります。
脇芽は、
葉の付け根から出て、
茎として伸びていきます。
花房は、
房状にまとまって花が付きます。
葉っぱ、脇芽、花房は、
伸び方を見ると分かりやすいです。
花房と脇芽も迷いやすい
もうひとつ迷いやすいのが、
花房との違いです。
花房は、
あとで花や実になる部分です。
脇芽は、
そのまま茎として伸びていきます。

花房は花や実になり、
脇芽は新しい茎として伸びます。
花房は、
房状にまとまって咲く部分です。
黄色い花が咲き、
その後トマトの実になります。
一方で脇芽は、
葉を付けながら茎として伸びます。
迷ったら、
「花になるか」
「茎になるか」
で見ると分かりやすいです。
ただこの記事では、
まず脇芽を見つけることを優先します。
まずは
「葉の付け根から出ているか」
を見るだけでも十分です。
脇芽が見つからない時のチェックポイント
- まず主茎を探す
- 葉を1枚としてたどる
- 葉の付け根を見る
- 花房と間違えていないか確認する
- まだ小さすぎないか確認する
①まず主茎を探します。
株の中心から上へ伸びている茎です。
脇芽を伸ばしている株では、
太さだけでは判断しにくいこともあります。
②次に葉を1枚として見ます。
小葉ではなく、
大きな葉全体で見ます。
③葉の付け根を見ます。
脇芽はここから出ます。
④房状なら花房の可能性があります。
茎のように伸びるなら脇芽です。
⑤まだ小さすぎることもあります。
数日後に見ると分かる場合もあります。

見つからない時は、
無理に取らなくても大丈夫です。
少し大きくなると、
急に分かることもあります。
見つけられたら次は取るタイミング
ここでは最低限だけ紹介します。
まずは、
脇芽を見つけられることが先です。
細いうちは手で取れる
脇芽が細いうちは、
指で簡単に折れます。
ハサミを使っても大丈夫です。
手で取れる大きさなら、
作業も早く終わります。
小さすぎても取りにくいことがある
逆に小さすぎると、
取り残しやすくなります。
同じ場所からまた伸びてくることもあります。
目安としては、
爪楊枝から割り箸くらいです。
ただし絶対ではありません。
見つけやすい大きさで作業すれば十分です。
ただし、
一番上の芽は取らないでくださいね。
見た目は脇芽とそっくりですが、
それは成長点ですから(笑)
晴れた日の午前中がおすすめ
晴れた日の午前中は、
傷口が乾きやすくなります。
病気予防の意味でも安心です。
この畑でも、
脇芽取りは午前中に済ませることが多いです。
脇芽を見つけられるようになったら、
次は取るタイミングを知ると安心です。
詳しくは別記事でまとめる予定です。
脇芽は全部取らないといけない?
実は、
必ず全部取るのが正解ではありません。
第一花房の下の脇芽を残して、
2本仕立てにする方法もあります。
脇芽は取るだけでなく、
残すという選択肢もあります。
ただ今は、
どれが脇芽か分かることが先です。
残すか取るかは、
見分けられるようになってからでも大丈夫です。
詳しくはこちらの記事でまとめる予定です。
→【トマトの2本仕立てとは?第一花房の下の脇芽を残す理由】
- 脇芽が見つからない理由は、葉っぱにあることが多い
- トマトは枝のように見えても、大きな葉が1枚付いている
- 葉を1枚として見ると、葉の付け根が見えてくる
- 葉の付け根が分かると、脇芽も見つけやすくなる
脇芽が見つからなかった理由は、
脇芽ではなく葉っぱだった。
そう考えると、
少し気が楽になります。
まずは1株だけで大丈夫です。
じっくり葉を観察してみてください。
最初はみんな、
そこからです。
脇芽は取るだけでなく、
残す・増やすという選択肢もあります。
→【取ったトマトの脇芽は苗になる?実際に挿してみた】


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